【完】人形達の宴~通りゃんせ~


瑞希…、


お願いだから、諒ちゃんには何もしないでね。




私の身をあなたに捧げてもいいから---





「結衣、どうした?」


「ううん、なんでもないよ」





私の言葉にそっとため息を吐きながら、私の背を軽く撫でてきた。



優しく私を撫でる大きなその手がとてもあたたかくて、胸に染み込む。


< 303 / 611 >

この作品をシェア

pagetop