【完】人形達の宴~通りゃんせ~
どうしよう---
一瞬にして、足に力が入らなくなってしまう。
それを感じ取ったのか後ろから抱きしめていた諒ちゃんが、更にギュッと強く抱きしめ私を支えてくれた。
「大丈夫だって言ってんだろ?俺がお前を守る。結衣の盾になるから安心しろ」
「ん…」
それでもやっぱり『死』を目の前にしたら、素直に怖いと感じてしまう。
ずっと瑞希に言われていた事なのに、目前になって力が抜けてしまうなんて…。
でもこれって、瑞希を信じていないって事だよね?
それじゃぁダメだと思い…、
パチンッ---