【完】人形達の宴~通りゃんせ~
「………ッ」
ゴクンッと喉を鳴らしながら、視線は四方八方で淡く光る人形達へ忙しなく動く。
何とも不気味な圧迫感に、気持ちが押しつぶされそうだ。
「りょ、諒ちゃん。怖すぎるんですけど」
「結衣。大丈夫だ」
私を抱き寄せる諒ちゃんの腕に、グッと力がこもる。
そして…、
微かに……
言葉が聞き取れないくらいの声が…、聞こえてきた---
それが徐々に…、
大きくなってきて、何を言っているのか聞き取れるようになる。
これは---