【完】人形達の宴~通りゃんせ~
胸が…、
苦しい---
瞳を開ける事なく動かなくなった諒ちゃんに混乱し、首を振った。
血だらけの諒ちゃんが、私の目の前にいるのが信じられないよ…。
信じられるわけない---
頭がパニックになり、呼吸の仕方が分からなくなってくる。
あれ?
どうやって息をするんだっけ?
「…はッ、………はッ…」
乱れる息が一定のリズムを刻む事なく、バラバラな息継ぎになってしまう。
そのせいで、頭が朦朧としてきた。