【完】人形達の宴~通りゃんせ~
本当に…、
諒ちゃんが生きてるんだ。
良かった---
こみ上がってきた嬉しさにジンワリと浸っていると、諒ちゃんの顔が近づいてきた。
チュッ---
突然、軽くキスされ、私の目が瞬たく。
「愛している人と一緒にいるって、こんなに幸せな事だったんだな」
「そうだね」
本当に…、
そうだね、諒ちゃん。
天神様がいなければ今頃、こんな暢気に空を見上げる事もキスをする事も出来なかった。
天神様、本当にありがとうございます。
心の中でひっそりと呟いた。