【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀


「え…じゃあもう一回言って」


「二度もいわねーよ」


「じゃあ返事しないよ」


「チッ」


返事なんて決まってる。


だって、隼がいれば何も怖くない。


隼と一緒に生活することを手放す気なんか少しもないんだから。



隼は、舌打ちしてたけどすぐに


「結衣…一生、俺について来てくるか?」


照れくさそうに私の目を見て聞いてきたから


「うん。隼についていきたい」


私も照れくさいけど隼の目を見てそう答えた。



たぶん私は真っ赤だったと思う。
< 303 / 363 >

この作品をシェア

pagetop