夢、限りなく
01
「なぁ、国江、俺らのバンド入らん?」
「え?」
あまりにも突然のことで一瞬頭が固まった。
「なんで、俺なんすか?」
「広瀬に聞いてさ!」
「杏里?」
「おぉ!ギターとヴォーカルできるやつ探してんだ。したら広瀬がお前を紹介してくれて…」
バンド、そのキーワードに心臓が跳ねる。
「…なぁ、やってくれん?」
「………いいよ」
「まじ!?やった!あ、おれ亮介、高橋亮介な。広瀬とは同じクラスなんだ」
「あ、国江響です」
亮介に手を取られ握手をする。
「おう。なぁ、響はどのくらいできる?」
「(響…)それなりには…」
「よし!じゃあ早速今日集まりあるから…あ、番号教えて?」
亮介が携帯を出して自分の番号を登録した。
「じゃ、いろいろ決まったら連絡する!ありがとうな響!」
「え、あ」
返事もする間もなく、亮介は去って行った。
これが亮介との出会い。
これが新しい道の始まりだった。
「え?」
あまりにも突然のことで一瞬頭が固まった。
「なんで、俺なんすか?」
「広瀬に聞いてさ!」
「杏里?」
「おぉ!ギターとヴォーカルできるやつ探してんだ。したら広瀬がお前を紹介してくれて…」
バンド、そのキーワードに心臓が跳ねる。
「…なぁ、やってくれん?」
「………いいよ」
「まじ!?やった!あ、おれ亮介、高橋亮介な。広瀬とは同じクラスなんだ」
「あ、国江響です」
亮介に手を取られ握手をする。
「おう。なぁ、響はどのくらいできる?」
「(響…)それなりには…」
「よし!じゃあ早速今日集まりあるから…あ、番号教えて?」
亮介が携帯を出して自分の番号を登録した。
「じゃ、いろいろ決まったら連絡する!ありがとうな響!」
「え、あ」
返事もする間もなく、亮介は去って行った。
これが亮介との出会い。
これが新しい道の始まりだった。