翼を失った天使
1-1 初めの一歩
「ナミエ〜!」
キツめだけど笑顔が素敵な女性が呼ぶ。
「カオリ!」
ビックリしたじゃないの.....。
「脅かせちゃった?」
「当たり前だよ!油絵描いてるんだから!失敗したらカオリのせいだからね!」
「ごめんね〜。」
そう言ってカオリはナミエをぎゅーっと後ろから抱き締めた。
「痛いって痛いって!」
思わず笑ってしまう。
「ナミエ!一緒に図書室行こう?」
「えっ2日前に借りたばかりの本、もう読み終わっちゃったの!?」
カオリは本を読むのが好きだ。
3日に8冊借りる時だってある。
借りる本は決まって小説。
しかもミステリーな物ばっかり.....。
「だって面白いんだもん!徹夜しちゃったよ〜。」
「体を大事にしないとダメだよ?」
「分かってるって!それより行こう?」
「もう....しょうがないな〜。」
キツめだけど笑顔が素敵な女性が呼ぶ。
「カオリ!」
ビックリしたじゃないの.....。
「脅かせちゃった?」
「当たり前だよ!油絵描いてるんだから!失敗したらカオリのせいだからね!」
「ごめんね〜。」
そう言ってカオリはナミエをぎゅーっと後ろから抱き締めた。
「痛いって痛いって!」
思わず笑ってしまう。
「ナミエ!一緒に図書室行こう?」
「えっ2日前に借りたばかりの本、もう読み終わっちゃったの!?」
カオリは本を読むのが好きだ。
3日に8冊借りる時だってある。
借りる本は決まって小説。
しかもミステリーな物ばっかり.....。
「だって面白いんだもん!徹夜しちゃったよ〜。」
「体を大事にしないとダメだよ?」
「分かってるって!それより行こう?」
「もう....しょうがないな〜。」