蒼月
我が子が教える私。
あれしなさい、これしなさい、あれは駄目、これは駄目

いつからだろう、口うるさくなってしまったのは

泣いている我が子と昔の自分を重ねた

私が描いた母の顔、怒った顔

この子が私の顔を描いたらきっと怒った顔

子供の為と思いながら心のどこかで八つ当たり

いつの間にか笑うこと忘れていた

ごめんね、泣いてる我が子をそっと抱きしめる
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