蒼月
去りゆく背中。
泣いてすがるほどの

可愛げはなくて

クールにかわす勇気もない

まして

おめでとうなんて

彼女と幸せになんて

言える訳ない

そんな私は

去る君を黙って見詰めるしか

出来なかった
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