ズボラ女子が恋をした場合。
運命の出会いはいつだって突然だ




本当にあるのだろうか。
少女マンガや携帯小説よくある、

超イケメン男子が傷ついた女の子にいきなり声をかけるあのシーン。



「笑ってるけど、心が泣いてるように見えて、
ほっとけなかった」
とか。


「君と僕の出会いは、きっと運命なんだ」
とか。




略して
<ナンパかと思いきや運命の出会い>
(全然略せてない件)




もし、そんなことが本当にあるとしたら、
きっと今の私は、


「にんにく臭かったから、つい、ほっとけなくて…」


と、言われてしまうのだろうか。




清谷鈴菜(きよたに すずな)17歳。
ついに駅周辺のラーメン屋を全制覇いたしました。




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