作り物の恋
優香です
ピンポーン

琴音の家のインターホンをおした。

琴音「おはよー!優香!」

「おはよー!」

琴音「今日も朝練だりー!」

毎朝琴音と他愛もない話をして学校に言ってる。

今日もいつもと変わらない。平和な朝。


うちの学校の吹奏楽部はけっこう強豪校(´ー `)←

だから毎日のように部活があって琴音とはいつも一緒。

うちにとってかけがえのない親友



ドンッ
「はよー!」

優香「うわっ! ってまたおまえかよw」

翔太「なんだよー!」

翔太はうちの幼馴染。うちら3人は家が近くて保育園からずっと一緒。家族ぐるみで仲がいい

その家族っていうのが・・

そう、うちは翔太の2つ上の兄雄太くんが好きだった。



「お 優香ちゃん 琴音ちゃん おはよー」

自転車で高校に向かう雄太くんが横を通った。

2人「おはよーございます!」
今日もかっこいいなー。

小学校のころはうちらは雄太くんにバリバリタメ語だった。

でも、中学はいってから朝のこの時間しか会えなくなって なぜか自然と敬語になっていった。

それがうちには 深いみぞが出来たような気がして嫌だった。


でも今更もどれない。


琴音「今日も雄太くんにあえたねー!よかったじゃん!」

優香「大きい声で言わないでよー///」

琴音「ごめーんw」

翔太「兄貴のどこがいーんだよー」

優香「そういうこというなし 怒」

琴音「まあまあ」

うちの気持ちを知ってるのはこの2人だけだった。

というより この2人以外にうちの友達に雄太くんを知ってる人が少ないだけだけどねw

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