もう一度、君と…。

「…嫌だよ。私にはっ…」

恋羽の綺麗な目から零れ落ちる。

透明な雫。

「私は完璧でいなきゃっ…意味ないのに…」

恋羽…君の言う【完璧】は何?

恋羽は暁の横にあったボールかごを引きずって、ドンドンと打って行く。

ーーガシャンッ

ーーバンッ

ーードン

…入らない恋羽のシュート。



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