もう一度、君と…。

【一般客解放です】

放送と共に、沢山の人が校門から入ってきた。

うわ…。

「…お、コレは那智の客引きの良さがあったからかね」

「…本当か?どこで客引きさせてたんだよ」

那智はというと、もうグッタリでおやすみタイム。

帰って来た時にはもうゲッソリしていて…。

「いやぁー、校門あたりでさせてたはずなんだけどなぁ?」

それだよ、それ!

灯真は照れ笑いをする。

「限島!今このクラスがトップだってよ!」

クラス委員長が俺たちに叫んだ。

「「やったぁー♬」」

クラス皆が抱き締め合ったりしてる中で…灯真は俺に話しかけて来た。

「あ、ミスターコンテスト…一般客の参加もありなんだよ。…俺が間宮慶介の参加もしといたから」

「「はぁ?」」

俺と那智の声が重なる。

なんでそんな考えをするんだよ!
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