あんたなんて、だいっ嫌い…!!!
私の名前は、枝先 遥(えださき はるか)

今年から、高校1年生!

学校にもなれ、桜も葉桜に変わりつつある。

そんなことを考えながら、窓の外を眺めながらボーッとしていると…

「おっはよーん♪」

私よりも、何十倍もテンションの高い声が、私の頭の上からから聞こえてきた。

「おはよー」

「もう!朝からテンション下がりすぎ!もっと、あげていかなきゃ!」

いや、私にとったら、これが普通なんだけど?

そんな私のことはもう眼中にないらしく、もう違う話をしていた。

「そういえばさ、あたしらが出会ったのって、ちょうど、今から1ヵ月前じゃない?」

「う、うん。そうだね。」

「たしか、あんときも、遥、窓の外を眺めて、ボーッとしてたよね…。」

「…うん。」



そう。私たちが出会ったのは、ちょうど1カ月前。同じクラスに、知り合いがえず、どうしていいか分からなくて、窓の外を眺めていたときに、桜と出会った…。













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