Love*Rainbow



「気にすることないよ?私も一ノ瀬くんに自分だけ見ていてほしいって思うときあるもん。



だから、一ノ瀬くんは今のまま、そのままでいいんだよ」



わたしは笑顔で一ノ瀬くんの目を見てそう言った。



「あー!それ絶対他の男の子に言っちゃだめだからな!



言ったら俺本気で怒るから」



私が肯定するのを待っている一ノ瀬くん。



そんなこと一ノ瀬くんにしか言えないよ、と思いながらコクンと頷いた。



その後も七瀬くん置いてきちゃっていいの?と振りながら、いろいろ話していたんだ。






―――……



そして一ノ瀬くんの誕生日にプレゼントを渡して、祐ちゃんからのプレゼントのことも伝えて



あの時は誕生日プレゼントを選ぶために一緒に来てもらっただけだよと伝えると恥ずかしそうに



「まじかよー!もう俺あの先輩に恥ずかしすぎて会えねー!」と嘆いていたのでした。



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