今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。
それに、僕だって、陽菜の髪に触るの好きだし。
「うん。陽菜の髪を乾かすくらい、構わないよ」
「よかった。ほら、お母さん。歩夢だっていいって言ってるし」
「わかったわよ。お母さんはね、髪のことだけ言っているわけではないのよ。でも、まっ、いいわ。あなたたちの仲がいいのは、今に始まったことではないしね。昔は陽菜の方が、歩夢くんの面倒を見ていたのにね。いつの間に逆転しちゃったのかしらね?」
おばさんは僕たちを見て、軽く肩をすくめた。
まだ何か言いたそうだったけど、言葉が見つからなかったのか、
そのままリビングを出ていった。
「うん。陽菜の髪を乾かすくらい、構わないよ」
「よかった。ほら、お母さん。歩夢だっていいって言ってるし」
「わかったわよ。お母さんはね、髪のことだけ言っているわけではないのよ。でも、まっ、いいわ。あなたたちの仲がいいのは、今に始まったことではないしね。昔は陽菜の方が、歩夢くんの面倒を見ていたのにね。いつの間に逆転しちゃったのかしらね?」
おばさんは僕たちを見て、軽く肩をすくめた。
まだ何か言いたそうだったけど、言葉が見つからなかったのか、
そのままリビングを出ていった。