【短編】僕は教師、君は生徒。-Summer Triangle-
適当な席に座って向かい合う。
どこか神妙な面持ちの古橋に緊張する。
古橋は小さい声で話し出した。
「あ、あの…急に連れ出したりしてごめんなさい。
…でも、先生に早く言わないといけないと思って」
「いや、いいよ。
話だったら何でも聞くし」
そう笑いかけると古橋もくすっと笑い
何かを決めたように口を開いた。
「椎名先生、間違っていたらごめんなさい。
先生は
私の姉、古橋菜都の婚約者だったんですね」