敵恋カンケイ。~双雷VS神亀~
はぁ…はぁ……、息を整えながらあたしはこの状況を冷静に理解しようとした。
同い年くらいの女の子を、金髪二人組が喝上げしていた。
「なあ、今持ってる金、ちょっと出してくんない?」
「嫌です…!」
「いいから、出せよ」
「無理ですっ」
涙を浮かべた目で金髪二人組を睨む女の子。
ふんわりしたボブ。
潤む瞳。
「可愛い」という言葉がぴったりな彼女。
――――あの子に、似てる……。