敵恋カンケイ。~双雷VS神亀~




「え……?」




「だから、わたしは……好きなんだよ…蒼くんのことが…」





 目をパチパチさせてる蒼と真っ赤な顔のいちご。












「―――――ごめん」












 でもその真っ赤な色は一瞬にして、消えた。






「どうして…?」







「俺……好きなやつがいるんだ……。


 だから―――――…ごめん。でも、ありがとな。俺のこと好きになってくれて」






 蒼の言葉などいちごにはほとんど聞こえていなかった。





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