夢蝶 ~なによりも大切なもの~


『ありがとう。じゃー、話すね…。
まず、私にはお兄ちゃんがいてね。
朝霧伊月って言うんだけど覚えてる?』


「……伊月ってあの伊月さんかよ。」



驚いたように目を見開いて言う大地。



『そう。清瀧2代目総長。
伊月兄の今の状態も分かってるよね…。
あーなってしまった原因の抗争は
私の不注意が招いたんだ。』


< 145 / 303 >

この作品をシェア

pagetop