夢蝶 ~なによりも大切なもの~


こういうところは、さすがだよな。

素晴らしい早さで、新は調べる。


「はい、空いてますね。あ、でも伊月さん。明日の朝は早いんで。」

「そんなこた、知ったこっちゃねー!
今日の夜、なんかあるのかー!?」


優秀な部下とアホな上司って感じだ。

新がいなかったら、終わってたな。


「懐かしいやつと会うんですよ。きっと驚きますよ?理事長と、玲先は読んであるんですけど、伊月さん行きます?」

「行く行く行くぅーー!」

『新も行くよね?』

「はい。懐かしい人が誰だか、気になりますしね。」


ん、なんか、楽しくなってきたなぁ!


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