恋 時々 涙


「あ。俺、3年の折原 京太(おりはら きょうた)」

「私は、2年の七瀬 優(ななせ ゆう)です!」


ペコリと頭を下げた。




「そんな改まらないでよ!!」

ハハッと笑う先輩。さっきからずっとニコニコしてる。

笑うとキレイな二重が少し垂れて、優しい表情になるのが印象的。




「優ちゃんか、バスケ部なんだ!」

「えっ、何で…?」

「んっ」


先輩が指差したのは、ブレザーのポケットから垂れている、バスケットボールのキーホルダー。




「はい、バスケ部です」

「そっか、もうすぐ大会でしょ?頑張ってね」

また笑った。何か私まで笑顔になる。





拓海とは対極の人物だな…





< 27 / 61 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop