年下の貴方─星雲─
 
 
家に帰った.
 
あたしの頭はあの男でいっぱいだった.
 
(制服..同じ学校の人だった!!新1年かな..)
 
とか色んなことを考えてた.
 
ここまで誰かが気になったのは初めてだった.
 
彼氏は今までに居たけど.
 
好きとかじゃなかった.
 
─まあいっか─
 
こんな程度の気持ち.
 
でも今回は違う.
 
顔も雰囲気も全部どんぴしゃっ!!
 
あたしは好きになった.
 
石をぶつけられて謝られただけの男が.
 
たったそんなことだけで.
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