年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)

 会社に戻って鏡を見る。鎌谷の言う通り、顔がむくんでた。別段寝不足もしてないし、飲み過ぎた訳でもない。そういや生理前にむくむことはある。


「生理……?」


 前回いつ来たか思い出せない。


「い、つ……」


 思い出そうとすればするほど頭が空回りする。


「ま、まさか……」


 鏡の中の自分の顔がみるみる青ざめていった。







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