続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
それからしばらくあたしを抱きしめたまま蓮はあたしを離そうとはしなかった



まるで母親にすがる子供のように・・・・って言ったら怒られるかな



でもあたしもいい加減お腹がすいてきたし御飯作りたいから離れてって言ったら少し不機嫌な蓮



なんとか宥めすかし蓮がシャワーを浴びている間に残り物の野菜と御飯でささっとチャーハンを作った




お風呂から出てきた蓮はタオルで頭をふきながらあたしの傍に寄ると腰に手を回してそっと額に触れるようなキスをしてくる




ちゅっと響くリップ音に頬が熱くなる




「色々運動したから腹減ったな」




そう言ってにやりと笑う蓮は濡れた髪のせいもあって妙に色っぽい



含みのある言い方にぺろっと舌をだすあたし



あかんべーをしたあたしにくすくす笑いながら朝と昼兼用のご飯を二人で食べた



自分で言うのもおかしいけれどこの日のチャーハンはとてもおいしくって蓮はあっという間に完食




おかわりをしてあっという間に食べ終える蓮が嬉しくって知らず知らずのうちに笑みがこぼれる



蓮はそれからお父さんが仕事から帰って来るまでの間ずっとあたしの家に泊まっていた




いずれ離れ離れになるとわかっているからなのか蓮はあたしを片時も離そうとはしなかった



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