続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
蓮はあたしが緊張しているのがわかったのかそっと胸に抱き寄せて背中をさすってくれる



それだけであたしの心は波が穏やかになるように静けさを取り戻していく



蓮には・・・あたしの弱いところも強いところも全部知っていてほしい



そう思いながら蓮の胸に頬を寄せる




「大丈夫だ・・・・俺がついてる」



蓮はそう呟くと抱き寄せる力が強さを増した



あたしは一人じゃない・・・・弱いところも全部すべて蓮は受け止めてくれる



そう思うと少しだけ強く慣れたような気がした



「お待たせしました・・・・高遠さん、お客様がいらしてますよ」




「えっ・・・・お客様?」



あたしは看護師さんの声と久しぶりに聞くお母さんの声に思わずピクリと反応した



ゆっくり後ろを振り返ると看護師さんに手を引かれて淡いピンクのパジャマを着たお母さんの姿




あたしの記憶にあるお母さんは髪が長くていつもポニーテールにしてて忙しそうにしているお母さんの印象が強い




でも目の前にいるお母さんはあの頃より少し痩せて髪は肩に付くくらいのボブヘア





何だかお母さん・・・・小さくなった?咄嗟に感じたのはそんなことだったけどあたしは食い入るようにお母さんを見つめていた
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