続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「三年のしかもこの時期に転入だなんて珍しいっていうか、なんていうか微妙だけど・・・・

でも、あの龍音寺さんが転入してきたなんて嘘みたい!もう上の階の三年のフロアなんてさ~


特に女子が浮き足立っちゃってあれじゃ授業になんないんじゃない?」



玲奈ちゃんがけたけたと笑いながらあたしに話してくれた


なんでも理事長室に入って行く慎ちゃんを見た女子生徒がいたらしく噂はあっという間に広がったらしい・・・・



まあ、その前からうちの学校に転入してくるって噂はあったらしいけど・・・・



じゃあ・・・アメリカには行かないで日本に永住するのかな?



お昼休み慎ちゃんのクラスに行って色々話聞いてみようかな



最近、慎ちゃんから全く連絡なかったし・・・あたしも忙しそうって思って連絡しなかったん
だけど・・・




ぼーっと考えていると教室に担任のおじいちゃん先生が入ってきた



「おーい、早く席につかんか!今日は特に連絡事項はないからこのまま数学の授業始めるぞ」




おじいちゃん先生の言葉に皆一斉に返事をして教科書を広げる



でもあたしの意識はすぐには授業へと戻らなくて窓際に咲いている桜の木を見つめた




来年の春になったら蓮はアメリカに行くんだろう




悩んでいるみたいだけど蓮のことだからきっと行くって方向に話が行くんだろうな




蓮と入れ違いになったかのように転入してきた慎ちゃん



あたしとしては幼馴染が傍にいてくれるのは心強いけど・・・



そんなことを考えていたら急にポケットの携帯が震えだす



珍しい・・・・誰からだろ?あたしはそっと携帯をポケットから取り出した










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