続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「お洗濯も溜まってるし・・・・食料品も買い出しに行きたいし・・・


たまにはお父さんの好きなもの作って食べさせたいな・・・なんて思ったんだけど」




蓮の顔を覗き込むようにぼそっと呟く




あたしの言葉に溜息をつくと蓮は俯いたままそっとあたしの手を握ってきた



蓮のひんやりした手が心地よく感じていた



「俺・・・・莉子を抱き枕にしねえと最近寝れねえんだけど・・・・」





「へっ・・・?抱き枕?」




意外な一言にあたしは目を丸くして蓮に尋ねた




「あ・・・・あたしのこと抱っこしてないと、蓮は眠れないの?」




「眠れねえって言ってんだろ!何度も言わせんな」



照れたように呟く蓮がとっても可愛い・・・・・って言ったら怒るかな?




あたしは笑いたいのを必死で堪えて蓮の手をぎゅっと握りしめた





「じゃあ・・・・あたしの家に泊まる?お父さんも一緒だけどそれでもいいんなら」




「泊まる!あっ・・・今から着替え用意するから少し待ってろ

その間に親父さんに連絡しとけ」




蓮の行動は素早くて着替えを数枚引っ掴むとばたばたと用意をし始めた




あたしはそんな蓮を横目に見ながらお父さんに連絡をとった
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