続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
結婚式に出席してもらえたら・・・・



蓮のその思いにあたしは胸が熱くなった



あたしのことをそこまで考えてくれているなんて思ってなかったから・・・・




じゃあ・・・・いままで何か考え込むような時があったり悩んでいたようなのはもしかしてこのこと?




「蓮・・・・最近様子が少し変だったのはお母さんのことで悩んでたの?」




「ああ・・・・莉子に頼まれたんならまだしも俺の独断で勝手に調べてるんだから莉子に嫌われるんじゃねえかと気が気じゃなかった」




「そうだったんだ、ごめんねあたしのお母さんのことで悩ませちゃって・・・でも蓮は悪くないよ、あたしのことを思ってやってくれたんでしょ?」




蓮は黙って頷くとぎゅっと手を握りしめた



暖かい手は心地よくて蓮の気持ちがただただ嬉しくって・・・あたしは胸が一杯で何も言えなくて・・・




でも・・・あたしは今、お母さんに逢いたいんだろうか



お母さんを許せる?平気な顔して笑顔を浮かべて逢える?




逢いたくないわけじゃないけど正直許せない気持ちもかなりある



短い手紙一通置いて突然出て行ったお母さん




自分から出て行ってあたしとお父さんを捨てたお母さん・・・・実の娘を捨てたお母さんにあたしは結婚式に出席してって言えるんだろうか



封印していた母への思いにどうすればいいのか分からずあたしは戸惑いを隠せなかった



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