恋は涙とあまのじゃく
第五章 大事なものは



その日の午後練は散々だった。



身長170センチメートルの私はどこの学校のチームの中学生と比べても、明らかに大きい部類に入る。



中1の頃からセンターというポジションで、スタメンを張っていたが、ここ最近調子がかなり悪い。



この日はいつもなら入るはずの近距離のシュートをほとんど外し、
私より背の低い子にリバウンドも取られた。



自分の思うようなプレイが全くと言っていいほど、上手くできなかった。



それを顧問は見抜いてか、1ヶ月前の練習試合では、初めてスタメンを外されたのだった。




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