SakuIGamE
「てゆーか1個イイ?暗殺すんのにサイレンサーはなかったワケ?」
無事生還を果たした俺は、目覚めた時と同じベッドに飛び込むと、その質問を相方に投げかけた。
「アンタ、プライドも失くしたの!?正々堂々暗殺するっていうポリシーは!?」
「暗殺に正々堂々もないだろぉ!?」
「全く・・・。ターゲットを助けるなんて前代未聞!」
「そりゃあ悪ぅござんしたね」
「・・・でも、頭は打っても腕は落ちてないみたいね。安心したわ」
ホントだよ。あんなに上手に撃てるなんて俺自身ビックリした。
ま、自信があったから撃てたワケだけど。
「――てか許してくれるんだ?さっきは殺されるかと思ったけど」
「・・・許すなんて言ってないわよ?アンタには働いてもらわなきゃいけないから一緒にいるの」
相変わらずのソニア。
過ごした時間は短いが、俺はおせっかいにも彼女の人生が心配になっていた。
「・・・ソニア、もうこんな事やめるんだ」
「ジークイル・・・アタシに説教たれる気?」
「あんた、まっとうに生きてたらスゲーイイ女だよ」
「それで?私が聞き入れると思う?」
「どっかでイイ男見つけて結婚でもしろよ。それが女の幸せってもんだ」
頼れる男でも出来れば、強がりも減るだろう。
「・・・アタシには、この生き方しか出来ない・・・。もう決められてるの、変えようがないの!」
「お前・・・」
無事生還を果たした俺は、目覚めた時と同じベッドに飛び込むと、その質問を相方に投げかけた。
「アンタ、プライドも失くしたの!?正々堂々暗殺するっていうポリシーは!?」
「暗殺に正々堂々もないだろぉ!?」
「全く・・・。ターゲットを助けるなんて前代未聞!」
「そりゃあ悪ぅござんしたね」
「・・・でも、頭は打っても腕は落ちてないみたいね。安心したわ」
ホントだよ。あんなに上手に撃てるなんて俺自身ビックリした。
ま、自信があったから撃てたワケだけど。
「――てか許してくれるんだ?さっきは殺されるかと思ったけど」
「・・・許すなんて言ってないわよ?アンタには働いてもらわなきゃいけないから一緒にいるの」
相変わらずのソニア。
過ごした時間は短いが、俺はおせっかいにも彼女の人生が心配になっていた。
「・・・ソニア、もうこんな事やめるんだ」
「ジークイル・・・アタシに説教たれる気?」
「あんた、まっとうに生きてたらスゲーイイ女だよ」
「それで?私が聞き入れると思う?」
「どっかでイイ男見つけて結婚でもしろよ。それが女の幸せってもんだ」
頼れる男でも出来れば、強がりも減るだろう。
「・・・アタシには、この生き方しか出来ない・・・。もう決められてるの、変えようがないの!」
「お前・・・」