LIFEー世界でたった一つのものー

「…これ…ありがとう。」

「…。」

あたしがおずおずと差し出すと、彼はあたしの顔をじっと見つめる。

「何だ、言えんじゃん。」

「…な!」


彼はニヤッと笑い、あたしの頭をポンポンとする。
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