キミのイタズラに涙する。


キミと出会った3年間


私は色んなことを知ったんだ。


たった3年だったって思うかもしれない。


それでも、私にとってはとても大切で

楽しくて幸せな時間だったの。


いつまでも続けばいいとさえ思う大切な時間。

そんな時間が無くなったら……


「どうやって生きていいか分からないよ……っ」


携帯も持ったままベットに顔を伏せる。

毎日目を覚ますたびに思うのは、


起きたら夢だったらいいのに。ってこと


そうやって現実逃避ばかりして、


心の穴に生きる気力を吸い取られてく。


「沙良ちゃん、そんな事言ったら隆平が悲しむよ」


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