SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~

~蓮人side~

家を出た麻友のコトがずっと気にかかっていた。




全て俺の責任。


俺が一途に尽くしてくれる麻友をぞんざいに扱ったりするから、愛想を尽かして出て行ってしまった。




居なくなって、初めて大切だと気づくなんて、遅すぎる。




今日は急用があると無理に定時で早退した。




でも、俺は何処をどう探せばいいのか?判らなかった。



夕陽に染まりかけた街角をフラフラと歩く。麻友と同じ背丈の女性を見ると麻友だと思い込んでしまい、ハッして声を掛けそうになってしまった。




俺の周囲を歩く若い女性が全員、麻友に見えて来た。



俺一体、どうしてしまったんだ?



俺の目にはきっと…向日葵の花言葉のように麻友しか見えていないんだ。










< 178 / 235 >

この作品をシェア

pagetop