SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
「鞄、持ちます…」



「いいよ」



「持たせて下さい!!」



俺は麻友の執拗さに負けて、ブリーフケースを渡す。



「お前、メイドみたいだな…」



「よく言われます。お嬢様に見えないって…」



麻友は両手で重そうに鞄を持ちながら、俺と一緒に階段を上がっていく。



2階の奥のゲストルームを借りて宿泊していた。



「蓮人さん、先にお風呂にしますか?それとも夕食を召し上がりますか?」



俺はテレ臭そうに言う麻友を尻目に、ノートパソコンを開いて起動させる。



「夕食を食べる。部屋に持ってきてくれ」



「判りました…」

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