SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
「先にシャワー浴びて来い…」



「判りました」



麻友は頬を真っ赤に染めてバスルームに姿を消していく。



麻友のヤツ、あの調子だと初めてだよな。




他の男を知らないなら、俺だけを見てくれるのだろうか?



『愛さない、抱かない、必要としない』と自分から宣言したクセに。
俺は麻友を愛してるし、抱きたいし、必要としている。

美華の時とは状況が違う。


俺と麻友の間には全く障害がないんだ・・・


俺はルームサービスで祝杯のスパークリングワインをオーダーした。






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