SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
『コスモ』で販売していた商品を社名変更して今は流通させていた。


俺は我が社として初の商品開発企画のプロジェクトチームの最高責任者を任されていた。



プロジェクタースクリーンを使い、社長と幹部達の前でチームを代表してプレゼンをする。




兄貴よりも出世したのはいいけど、荷は重すぎる。



今夜は仕事ではなく、懇親会があり酒を飲んで帰宅。



仄暗い光のエントランスを潜って、麻友の待つ部屋に戻る。





「お帰りなさい…」




ほろ酔いの俺を出迎える麻友。



「ただいま・・・」



俺は酒に任せて、麻友をそっと抱き締めた。




「…蓮人さん?飲んでますか??」



「飲んでる…」


俺は麻友を抱き締めながら、革靴を脱いだ。









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