みつばちとはちみつ
×× ヒロ ××


人、減ったな…楽になった。

でも、くうを 抱き締めてる理由がなくなった…残念…


離れると、くうが 真っ赤に なってる。
力 いっぱい 抱き締めてたからな…
この真っ赤な顔が かわいくて …たまらない。

この顔を見ると、俺の心臓は跳ね上がる


俺らが 乗り換える 駅に 着いた。
「ここで 私達は 乗り換えだよね?」


次のホームまでは 少し 歩く。


「ヒロ、ん!忘れてる!」

「ああ、そっか。」


歩く時は 手をつなぐ。2人の約束。


「へへへっ!」


こんな事で すごく喜ぶ くう。で、それを見て 喜ぶ 俺。

彼女を 喜ばしたくて あれやこれやと
頑張る 男達の気持ちが よくわかる…

これからも 俺は こいつを 喜ばせたくて
頑張るんだろうな…うん。そういうのも悪くない!


くう、もっと 喜ばせて やるからな!

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