みつばちとはちみつ


「くう、マネ しんどいぞ。くさいし・・
みんな わがままだし・・」


くうが パッと顔をあげた。


「いいの?マネ、しても・・」

「仕方ないだろ。花園、行きたいしな。
お前いたら 、みんなも士気あがるんだと・・主将曰く・・」

「本当?本当にいいの?」

「・・本当。・・でも!みんなに優しく
しすぎるなよ!本当は 俺専属にしたいけど・・!俺がガマンしてるってのは、頭に入れとけ!わかった?」

「わかった!ありがとう。ヒロ!」


うれしそうに…本当にわかってるのか?こいつは…


「へへ〜、ヒロとクラブでも 一緒〜!
もう 1人で 帰り 待たなくても いいね!
ヒロが 倒れたら、私が水 ぶっかけに行けるんだね!」

「・・俺と一緒が うれしいの?」

「うん! だって、サッカーも好きだけど
サッカー部のマネしようとは 思わないでしょ。ヒロがいるからに 決まってる!」

「花園は・・?」

「もちろん 行きたい!でも ヒロと、
行きたいの!がんばろうね。」

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