みつばちとはちみつ
×× くう ××


外に出ると発表が始まったところだった。

団長達を 見つけ、駆け寄る。


「くう、大丈夫⁈ 」

「あみ先輩、ごめんなさい。心配かけて・・もう この通り!
もう一度でも、できますよ!」

「しなくていいよ〜・・よかった〜!」

「ニナも、・・ごめんね?」


何も言わずに、笑みを浮かべて
肩から ドンって ぶつかってくる。


「後で じっくり 聞くからね!」

「う、うん。」


《 続いては、応援合戦 最優秀賞!》


あ、発表される…


《 最優秀賞は・・ダントツで!
D組〜!!おめでとう!》


やった!!! 最優秀賞!


「あみ先輩! やった!やったね!」

「くう〜!! 本当にありがとう〜!!!やったぁ〜!」


よかった…役目 果たせた。


《 さぁ、団長さん!トロフィーを
取りに来て下さい〜!!団長さ〜ん!》

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