君色
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君色
笹森 遙／著

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ねぇ、今、君は何を思ってる？ あたしの事想ってくれればいいのに…。 なんて事思ってる時もあるけどさ。 あたしゎ君でいっぱいなんだよ？ 君に出逢ってあたしは君色に染まったね。 もう、君から逃げられない。 そんな事いったら、君は「逃げられる？無理だろんなもん。」っていうのかな。 そんな事を考えるだけで、顔が赤くなるよ。 …というより、君に会えない今、こんな時でも考えちゃうあたしは、異常なのかな？とも思っちゃうよ。 ねぇ、あたしは今、君を想って約束のこの場所で、待ってるよ。

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