切ない恋がしたいわけじゃない
『あー!こんな女(雑誌に出てる人)と、遊びてー』

一秒前の幸せが地獄に。

『探してくればいい。帰れば』

ごめんね。デブでブスで。

その時…私の携帯が鳴った。

大親友のリカだ。

『どーした?』

『お父さんと喧嘩して家にいたくない!』

『これから遊ぶ?亮もいるけど。置いてくから』

『遊ぶー。亮も一緒でいーよ。』

『えー。』

私の気持ちと裏腹に行く気満々な亮。
女好きな亮。
行かないわけがない。

私の車でリカの元へ向かう。

ちなみに私が亮にリカを紹介してフレだったこともある。

カワイイリカにひさしぶりに会ったら、きっと私なんてほっとかれるんだろーな…。

まあ…いいか。
それはそれで仕方ない。

向かう車中
リカとのひさしぶりの再会を楽しみにしている亮。

ムカつきを覚える。





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