犬系な彼の飼い主はじめました!?



「奈、田…」


「あっ…でも…えっと…」


何て言うか付き合う、とかそんなんじゃないなら…


早馬くんの片方の手が私を引き寄せた。




「好き」



硬直状態の私をぎゅうっと抱き締める。



「俺、今一番幸せな奴」



少し力が緩くなって、お互い顔が真っ赤なのに



言葉もなく笑った――――






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