手紙〜NO.1 事件編〜
事件ファイルNo.1
人々は死の恐怖を知っているだろうか。そして、人が死を迎えその後はどうなるかを知っているだろうか。
といっても後者に関しては誰も知らない。知っていたらある意味恐怖だ。だが、前者なら私は知っている。ある日学校に置かれた手紙[死の予告]で私たちは、恐怖のどん底におちた。私は、決して超能力者ではないが、予感はよく的中する。その為、小さな事でも不安な気持ちになったり、喜んだり、怒ったり、勝手に楽しんじゃうのだ。まわりの人からは、喜怒哀楽が激しいと言われる。こんなこともあった。私が、TVをクラスの皆でみていたとき、感動シーンの手前で大泣きしてしまった。その時、クラスの皆が心配してくれたけど私の頭では、感動シーンが流れてしまったのだった。その中でも一番苦しんだのが[手紙]。まずは、その前触れから...
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