君だけを見つめて君だけを…
『桃李…』
って呟くと…
後から

『起きたか!?』

その声に少しほっとして少しやっぱり嬉しく思った…
『どうして?』

『アノあとすぐに状況がわからなくて…首のこと思い出して…それでかって思って…急いでおまえのいなくなった方を探したけど…わからなくて…
神様にでも聞いてみるかって…ここ来たらおまえもう、寝てて…』

『…あっこれ!!ごめん…ありがとう、』
って桃李のかけた薄いパーカーわたしながら…

『あっとぉー取りあえず、これは、おまえの思ってるようなもんじゃねぇから!!』

『えっ?』

『だから…これは、ただのキス魔な客の変な趣味で…そういうことしてる訳じゃねぇから!!』
って強くいい放つ桃李…

『俺はあの日以来してねーよ!!1度してしまったらかんけーねーかもしれねえけど…俺はめいがそばにいないと、ダメなんだ…
めいがいるから頑張れる…めいが俺の癒しで俺の充電器!!』
って強くいい

『充電器!?』

なんだかよくわからない…

『だから、めいが俺のそばで笑ってくれた、それだけで、俺は元気になれるってことだよ…』
って顔を赤めていった…


『桃李の気持ち伝わるけど、私…何を信じればいいのか、今までみたいに信じられるか…わからない…』

って言うと
『めいそんなに俺が嫌か!?』

嫌なわけない

正直今でも愛してる

だけど、自信がない

黙ったまま…
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