恋愛強制学園







「すべての事は生徒手帳に書かれている。生徒手帳は絶対だ。それ以外で分からないことがあれば生徒会か教師のところへと。以上。」






はたから見れば入学式の祝辞とは言えないような内容。






でも皆がその言葉に、声に、聞き惚れる。






そして会長がステージを降りた後…。







「「「「「「「キャーーーーーーーーー」」」」」」」」







すさまじいほどの熱気を含んだ歓声が上がった。







男女学年関係なく、皆が思い思いに声を上げている。







「素敵!」「会長カッコいい。」「私…会長の相手役になりたいわ!!」「やべぇ…。男でも惚れっぞ。」「生徒会に是非入りたい!」「あのお声が耳から離れない!!」「お近づきになるにはどうすれば!?」







でもその中で……一人だけ、ただ黙っている少女がいた。






会長の存在なんてどうでも良い、という風に興味すらも示していない。









そんな少女は_____日本中の美女が集められた中でも……抜きんでる、容姿を持っていた。








とびっきりの中の、とびっきりの美女だった。

















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