お姉ちゃんの憂鬱
各自自分の飲みたい物食べたい物をゲットし着席する。
誰だ直くんのオムライスにうさぎさん書いたのは。
その後やんややんやとご飯を食べ終え、第二ラウンドに突入するみんな。
あたしはもう溺れたくはないので、砂浜で砂遊びします。
「香奈子は入んねーの?」
「もう苦しいのは嫌だ」
海とは本当に恐ろしい場所であるよ。
「じゃあなにすんの?」
「トンネル作って遊ぶ。お山を開通させてやるのだ」
「海入んないと暑いんじゃね?」
「大丈夫大丈夫。メグは遊んできていいよ?気にしてくれてありがとう」
「いやそれは別にいいんだけどさ。1人で大丈夫?」
「うん、平気。たぶんそのうち…」
「かなちゃん!俺も砂遊びする!」
「ほら、大丈夫でしょ?」
砂に絵を描きながらメグと話していると、後ろから馬鹿みたいに元気な誠の声。
トイレに行ってくると別行動していた誠が帰ってきただけなのだが、誠ならそう言うと思っていた。
「…なんか、見事に飼い主とペットだな」
「そう?」
「この日広い砂浜で香奈子をピンポイントで見つけ出すとか、さすがペットは鼻がいいんだな」
「先輩、ペットじゃないって何回言ったらわかるんすか?それに、俺はかなちゃんがどこに居ようと見つけられるんすよ。愛の力でね!!」
「……メグ、こいつがちょっとおバカさんなのは知ってると思うから、今のもスルーしてくれていいよ」
「…言われなくてもそのつもりだから安心しろ。……じゃ、オレは泳いでくるから、襲われそうになったら大声で呼べよ」
「うん、わかった」
「え、かなちゃん、そこでわかったって即答すんのおかしくない?え、おかしくない?」
「なんもおかしくないっしょ。じゃ、メグ、行ってらっしゃい。あたしの分まで海を堪能してきてくれ」
ギラギラの髪に似合うギラギラな笑顔で「おう」と一言いってまどかたち遥香に絡もうと暴れている元へ向かっていく。