*華月譚*花ノ章 青羽山の青瑞の姫
老婆はつらそうに眉根を寄せた。
「そうでございます………。
嫁のほうは、どうやら、姑である私を、邪魔者のように思っているようで………」
「まぁ………」
薄絹の陰になっている目が、大きく見開かれた。
「そのお嫁さんというのは、どんな方なの?
おばあさまが家事をしている横で、だらだら寝ていたりとか?」
「いえ、そんなことは。
炊事も洗濯も、裁縫も、こちらが言わなくても色々やってくれております」
「まぁ、すばらしいわね。
では、お孫さんの世話をおばあさまに任せきりにして、お嫁さんは遊びに行ってしまったりとか?」
「いえ、そういうこともございません。
孫たちは立派に育て上げてくれました」
「では、おばあさまのことを面と向かって悪く言ったりするの?」
「いぃえぇ、まさかそんな」
「あらまぁ、じゃあ、とってもいいお嫁さんじゃないの。
おばあさまはなぜ、お嫁さんと上手くいかないと思ってらっしゃるの?」
「そうでございます………。
嫁のほうは、どうやら、姑である私を、邪魔者のように思っているようで………」
「まぁ………」
薄絹の陰になっている目が、大きく見開かれた。
「そのお嫁さんというのは、どんな方なの?
おばあさまが家事をしている横で、だらだら寝ていたりとか?」
「いえ、そんなことは。
炊事も洗濯も、裁縫も、こちらが言わなくても色々やってくれております」
「まぁ、すばらしいわね。
では、お孫さんの世話をおばあさまに任せきりにして、お嫁さんは遊びに行ってしまったりとか?」
「いえ、そういうこともございません。
孫たちは立派に育て上げてくれました」
「では、おばあさまのことを面と向かって悪く言ったりするの?」
「いぃえぇ、まさかそんな」
「あらまぁ、じゃあ、とってもいいお嫁さんじゃないの。
おばあさまはなぜ、お嫁さんと上手くいかないと思ってらっしゃるの?」