終わりを見てからはじまる物語。【仮】


「優羽!
そこのダンベル取ってくんねぇ?」


1人の部員が
あたしに声をかける。


「はーいっ」

片方重さ3キロのダンベルを
両手分持って数メートル歩いていく。


「さんきゅ!」

にこっと微笑んで
渡すけど、


……それだけで
多少息があがる自分に
あたしはまだ
気づかないでいたかったんだ……

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